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デジタルカメラ開発物語(その1)
デジタルカメラの画質はメーカー毎に違うのはご存知ですよね?
フィルムカメラならフィルムを選らんで自分の好みの画質を決めていました。
デジタルカメラではJpeg撮影すれば画質はメーカーが決めた通りになります。 RAW撮影すれば現像ソフトのパラメーター設定によって貴方が決めれます。
一般的にコンパクトデジタルカメラなどはJpeg撮影なので、ここではJpeg撮影 の場合について書いてみたいと思います。
フィルムに変わる”CCD””CMOS”自体は数社しか作れません。 でもメーカーは多数あります。つまり受け口はみな同じなので、画質を決めるのは その後のデジタル処理回路(キャノンだとデジックという呼び名)やレンズの性能 によります。

ここにメーカーのノウハウが隠されています。
まずはデジタル処理回路について。
画質というのは基本的なものであれば経験からパラメーターを決めれます。
一番難しいのは、パラメーター決めを定量的に行おうとすれば室内のある条件下に なってしまいます。でも、現実にはユーザーではそんな環境は存在しませんので あくまで参考にしかなりません。
しかし、あまり経験のないメーカーはここで決めたパラメーターを採用しているのです。
ではどうやって決めるのか?
どのメーカーでも同じだと思いますが、外での試験(FT:フィールド・テスト) を重要視します。だってユーザーは試験部屋でなんか使わないですからね〜
そこでも凄くノウハウがあります。例えば、天気・時間帯・被写体は何?・・等など
こうやって何回も繰り返しテストを行って決めて行くのです。

ここで質問!「一番重要視している被写体は何でしょうか?」
正解は”人物”です。
風景や乗り物、数えたら切がありませんが、人物は万人が撮影する被写体で 一番多いからです。
特に肌色の再現性には注意をはらっています。だって「私、こんなんじゃない!」って 出来上がりの写真を見て言われたら、評判ガタ落ちですからね〜・・・
だから撮影枚数も数十万ショットになったり、テストにおいては必ず同価格帯での 他社比較を行います。相対評価というものですね?
次にレンズです。
はっきり言ってコストとの兼ね合いで決まります! 技術者は「こう改善したい」と思っていてもコスト高だと却下されます。
だから自前でレンズを造っているキャノン、ニコン、ソニー、などは調達面で有利ですね
とは言うもののある程度の限界はありますので、デジタル処理回路とのコラボレーション
でもっと画質改善を行っていきます。
例えば、「シェーディング」って言葉聞いたことありますか?
空を撮影すると画像の周辺が丸く暗くなります。(周辺光量の落ち込み)

(例)空は青いのに”黒い丸くなったリング”が写っています
このような時はデジタル回路で「周りより暗いから明るく補正する」ことをしています。
実際にはこんな単純では無く、複雑なんですがね?
でも、やりすぎると「何が本当の色」なのか分からなくなってきます。。。
続きは(その2)をお楽しみに・・・
デジタルカメラではJpeg撮影すれば画質はメーカーが決めた通りになります。 RAW撮影すれば現像ソフトのパラメーター設定によって貴方が決めれます。
一般的にコンパクトデジタルカメラなどはJpeg撮影なので、ここではJpeg撮影 の場合について書いてみたいと思います。
フィルムに変わる”CCD””CMOS”自体は数社しか作れません。 でもメーカーは多数あります。つまり受け口はみな同じなので、画質を決めるのは その後のデジタル処理回路(キャノンだとデジックという呼び名)やレンズの性能 によります。

ここにメーカーのノウハウが隠されています。
まずはデジタル処理回路について。
画質というのは基本的なものであれば経験からパラメーターを決めれます。
一番難しいのは、パラメーター決めを定量的に行おうとすれば室内のある条件下に なってしまいます。でも、現実にはユーザーではそんな環境は存在しませんので あくまで参考にしかなりません。
しかし、あまり経験のないメーカーはここで決めたパラメーターを採用しているのです。
ではどうやって決めるのか?
どのメーカーでも同じだと思いますが、外での試験(FT:フィールド・テスト) を重要視します。だってユーザーは試験部屋でなんか使わないですからね〜
そこでも凄くノウハウがあります。例えば、天気・時間帯・被写体は何?・・等など
こうやって何回も繰り返しテストを行って決めて行くのです。

ここで質問!「一番重要視している被写体は何でしょうか?」
正解は”人物”です。
風景や乗り物、数えたら切がありませんが、人物は万人が撮影する被写体で 一番多いからです。
特に肌色の再現性には注意をはらっています。だって「私、こんなんじゃない!」って 出来上がりの写真を見て言われたら、評判ガタ落ちですからね〜・・・
だから撮影枚数も数十万ショットになったり、テストにおいては必ず同価格帯での 他社比較を行います。相対評価というものですね?
次にレンズです。
はっきり言ってコストとの兼ね合いで決まります! 技術者は「こう改善したい」と思っていてもコスト高だと却下されます。
だから自前でレンズを造っているキャノン、ニコン、ソニー、などは調達面で有利ですね
とは言うもののある程度の限界はありますので、デジタル処理回路とのコラボレーション
でもっと画質改善を行っていきます。
例えば、「シェーディング」って言葉聞いたことありますか?
空を撮影すると画像の周辺が丸く暗くなります。(周辺光量の落ち込み)

(例)空は青いのに”黒い丸くなったリング”が写っています
このような時はデジタル回路で「周りより暗いから明るく補正する」ことをしています。
実際にはこんな単純では無く、複雑なんですがね?
でも、やりすぎると「何が本当の色」なのか分からなくなってきます。。。
続きは(その2)をお楽しみに・・・
